
精神科・心療内科
精神科・心療内科
精神科と心療内科は日本では分かれて標榜されていますが、実際には重なる部分も多くあります。
当院では、精神科医として幅広い診療経験を積んできた院長が、精神科・心療内科の両面からアプローチします。
※当院は規模が限られているため、治療は薬物療法や生活指導が中心となります。心理療法や専門的な検査・治療が必要な場合には、適切な医療機関をご紹介いたします。
以下は当院でよくご相談を受ける病気です。
適応障害
ストレスが原因で、気分の落ち込みや体調不良が現れる病気です。環境調整や薬物療法を行います。
うつ病
気分の落ち込みや不眠、食欲不振、集中力の低下などが続き、生活に支障をきたす病気です。自己判断せず、早めの相談が大切です。
統合失調症
幻覚や妄想、思考のまとまりにくさが特徴です。ご本人が自覚しにくいため、周囲の方の早期受診のサポートが重要です。
睡眠障害
不眠や昼夜逆転など。生活習慣の改善と薬物療法を組み合わせて治療します。
パニック障害(不安障害)
動悸や息苦しさが突然出る病気です。「死んでしまうのでは」という不安を伴います。薬物療法と精神療法を組み合わせます。
心的外傷後ストレス障害
(PTSD)
事故や災害、事件など強い体験の後に、フラッシュバックや悪夢が続く病気です。専門的な治療が必要な場合が多く他院をご紹介を念頭に対応します。
自律神経失調症
自律神経の乱れにより、動悸、めまい、疲労感など様々な症状が出ます。生活習慣改善や薬物療法で対応します。
発達障害
ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如・多動症)など。専門的検査が必要な場合が多く、その際には他院をご紹介します。
認知症
もの忘れや判断力の低下が進行する病気です。アルツハイマー型、血管性認知症などがあります。早期発見・早期対応が大切です。画像検査は近隣の医療機関に紹介し、当院院長が読影・説明します。
日本の精神科と心療内科の区別は、ドイツの医学に由来しています。
ドイツでは、
と分かれています。
この背景を踏まえ、当院では両方の視点から診療を行っております。
当院では、より専門的な治療体制が必要となる以下の疾患については診療を行っておりません。
これらの疾患は、専門的な治療プログラムを備えた医療機関での対応が望ましいため、受診をお勧めいたします。必要に応じて、地域の専門機関をご案内いたします。
初めての受診にあたっては、症状や生活状況を丁寧にお伺いし、今後の治療方針について一緒に考えていきます。
薬物療法だけでなく、休養や生活習慣の調整、心理的サポートなども組み合わせながら、その方に合った治療を提案いたします。
当院は、精神科医の経験を活かし、精神科・心療内科の両面から診療を行います。
「こころのことか、からだのことか分からない」というお悩みも、まずはご相談ください。
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